目標達成期限が2年延長されればギリシャ経済がより迅速に成長に復することができるとの見方がある。ただ、財政再建のペースが鈍ると、ギリシャの支払能力を維持するため、ユーロ圏が同国に追加融資を行う必要が生じるという。
当然ギリシャの国内銀行は、市場からの資金調達がほぼできない状態でいる。
ユーロ/ドルはギリシャの次回融資をめぐる不透明性に圧迫され、最近つけた2カ月ぶり安値付近で推移。
ギリシャの先行き不透明感でまだまだ影響しそうだ。
12日に明らかになったユーロ圏財務相会合のために用意された文書の草案によると、ギリシャは基礎的財政収支(プライマリーバランス)目標を達成する期限の2年延長が認められるもようで、これにより追加的に326億ユーロの資金が必要になる。
国際通貨基金(IMF)、欧州中央銀行(ECB)、欧州委員会の3機関で構成される「トロイカ」が取りまとめたもので、ギリシャに対する次回融資実施を決定する際、ユーロ圏財務相がたたき台として利用する。

