一見悪材料に見えるスペイン国債格下げは、ユーロのスピード調整を完成させるきかっけとなり、ユーロ上昇の好材料と解釈されている。
S&P社のスペイン格下げ自体は「出遅れ」であり、まったくサプライズではないし、リーマンショック以降、格付け会社自体の「格付け」の影響力が薄くなっている。
そしてもうひとつ、S&P社の格下げをもってスペインの早期救援要請が促される可能性を重視すれば、むしろこの格下げがユーロにとって好材料としてとらえられる側面も大きい。
ユーロは、S&P(スタンダード&プアーズ)社によるスペイン国債格下げに対し反応薄だった。
10月11日(木)のユーロの切り返しで、再度200日移動平均線(200日線)超えが守られ、同材料をもってユーロ売りが再開されてはいない。

